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七五三の衣装ってどんなもの?(七才編)

七五三の衣装ってどんなもの?(七才編)

日本の伝統的な行事である七五三は、子供たちの成長と健康を祝う大切な節目です。 子供達無事に3歳、5歳、7歳の年齢を迎えられたことを祝い、これからも健やかに成長していることを祈り、親の深い愛情が込められた行事です。

目次

七歳の女の子の着物と小物って?

七五三で7歳の女の子が着る着物は、一般的には「四つ身」と呼ばれるものです。これは、成人式で女性が着る振袖と同じような形の着物で、長い袖が特徴です。色や模様は様々で、華やかなものから落ち着いたものまであります。
このような着物は、子供たちが一人前の大人に近づいていることを象徴し、また七五三という特別な日を祝うためのものです。そのため、華やかで目立つデザインのものが多く、子供たちがこの日を特別なものと感じられるようになっています。
そして、7歳の女の子は、この日に特別な小物を身につけます。 これらの小物は単なる装飾品ではなく、それぞれに深い意味が込められています。

「しごき」- 困難を乗り越える力

しごきは、長い紐に小さな袋がついたもので、女の子が袴の帯の上から締めます。しごきは、子供がこれからの人生で困難に遭遇したときも、しっかりと「しごいて」乗り越えていけるようにとの願いが込められています。この「しごき」は、子供たちが人生の困難を乗り越える力を身につけることを願う親の思いを象徴しています。

「扇子」- 可能性

扇子は、七五三の祝いで女の子が手に持つ小物の一つです。扇子は、開けば広がり、閉じれば小さくなる性質から、子供の成長と可能性を象徴しています。また、扇子は邪気をはらうものとされ、子供が健康に成長することを願っています。この扇子は、子供たちが無限の可能性を持っていること、そしてその可能性が親によって認識され、称賛されていることを示しています。

「筥迫(はこせこ)」- 成熟

筥迫は、女の子が七五三の祝いで背負う小さな箱です。筥迫は、女性が成人するときに必要な道具を詰めるためのもので、子供が一人前の大人に成長することを願う象徴です。また、筥迫には、子供の幸せと健康を願うお守りやお菓子が入れられます。この筥迫は、子供たちが成長し、社会の一員としての役割を果たす準備ができていることを示しています。

「懐剣」- 勇気

懐剣は、女の子が袴の帯に挿す小さな剣です。懐剣は、子供がこれからの人生で困難に遭遇したときも、勇気と力を持って立ち向かうことができるようにとの願いが込められています。また、懐剣は邪気をはらうとされ、子供が健康に成長することを願っています。この懐剣は、子供たちが自己防衛の能力を持つこと、そして自分自身を守る力を身につけることを願う親の思いを象徴しています。

まとめ

これらの小物は、それぞれ子供たちの成長と健康を祝い、またそれを願うための思いが込められています。七五三の祝いは、子供たちがこれからも健やかに成長していくことを願う、親の深い愛情が込められた行事です。これらの小物を身につけることで、その願いが子供たちに伝わり、また子供たち自身も自分の成長を実感することでしょう。

それぞれの小物が持つ意味を理解することで、七五三の祝いが単なる伝統的な行事ではなく、子供たちの成長と健康を祝う七五三の祝いをより深いものにしてくれることでしょう。
また、これらの小物を通じて、自分の成長と成熟を認識し、自尊心と自信を育てる意味も込められています。七五三の祝いは子供たちがこれからの人生で必要な知識や技術を身につけていくことを願うものでもあります。そしてそれを願う親の深い愛情が込められた行事です。

One Point!
7歳の女の子は、自分の意思もはっきりしてきて、着たい着物の色や髪型などお子さまとパパママで相談して衣装や髪型を決めるのもひとつの楽しみ!
髪型をセットしたり、お化粧をしているうちにモデル気分で写真を撮らせてくれるお子さまも少なくありません^^

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