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入学式のママ向け衣装ガイド



入学式の母親向け着物・洋装ガイド

入学式はお子様の新しいスタートを祝う大切な日。 そんな日に、久しぶりなら着物を着て晴れやかな気分で出席したい!と考えるとママも多いはず。この記事では、そんなママたちのために、入学式にふさわしい着物の選び方を、かなりわかりやすく解説していきます!

目次

1. 入学式は着物?それとも洋装?

現代では、入学式に洋装を選ぶママが多く、セレモニースーツやワンピースが定番です。 動きやすく、安心準備も簡単で、小さなお子様を連れているシーンでもポイントが最近人気の理由です。お子様だと、一緒にはしゃいだり、赤ちゃん連れの場合も多いため、洋装のほうが柔軟に対応できて便利ですよね。

ただ、着物ももちろん素敵です! 日本の伝統衣装で特別感もあり、入学式に着物を選びたいと考えるママもたくさんいます。 ただ、着物が周囲から浮くか心配な場合は、周りのママと事前に確認しておくと安心です。 学校によっては和装も普通に見られるので、気軽に着物を楽しんでくださいね。

2. 入学式におすすめの着物の種類

入学式にはフォーマルな場に適した着物が最適です。以下の4種類が特におすすめです。

  • 訪問着: 格式の高い準礼装で、入学式をはじめ卒業式や結婚式などのフォーマルな場に最適です。 特徴的なのは、絵羽模様という柄が一枚絵のように着物全体に広がるデザインです。華やかさと上品さを損なわず、お祝いの場にぴったりです。
  • 付け下げ: 付け下げは訪問着よりも少し控えめな略礼装で、落ち着いた華やかさを持ち、主役を選ぶのに適しています。柄の配置が控えめなため、シンプルな中にも品の良さが感じられ、入学式にぴったりです。
  • 色無地: シンプルな一色染めの着物で、紋を入れることでフォーマルな場でも着用できます。入学式でも上品で控えめな印象を演出できます。
  • 江戸小紋: 江戸小紋は、わかりやすい模様が特徴の着物で、遠くから見て無地に見えることもあります。 模様によって格式が異なり、「江戸小紋三役」や「江戸小紋五役」といった分類があります。紋を入れることでフォーマルな場にも適し、入学式でも着用可能です。 特にシンプルなデザインの江戸小紋は、他の小物とのコーディネートがしやすく、着物初心者にもおすすめです。
  • このように、入学式の場に相応しい着物には​​様々な選択肢があります。お子様の晴れの日に、ぜひ自分に合ったスタイルで華やかに彩りましょう。

3. 帯や小物の選び方

着物の全体的なバランスを整えるために、帯や小物選びも重要です。

  • 袋帯: 入学式には、フォーマルな袋帯が一般的です。 袋帯は、外側と裏地が袋状に縫い合わされており、格の高い帯とされています。 お祝いの場にふさわしく、金糸や銀糸が使われました。帯も多いですが、入学式では派手ないを選ぶのがポイントのデザインです。 帯の色や柄は控えめにし、上品さを大切にしましょう。 もし華やかさを加えたい場合は、帯締めや帯揚げで色味を取り入れて、控えめながらも華やかな印象を演出できます。
  • 帯締め・帯揚げ: シンプルな着物にアクセントを加えるため、淡いピンクやゴールドの帯締めがおすすめです。
  • 小物: 白い足袋や小ぶりなバッグを選び、着物の色と合わせて統一感を持たせましょう。
  • 4月の入学式は、春ですがまだ寒さが残る日もあります。 そんな季節には「袷(あわせ)」という着物がぴったりです。 これは裏地付きの着物で、暖かさもありつつ、春らしい着物となります。逆に「単衣(ひとえ)」や「絽(ろ)」といった夏向けの軽装は避けましょう。

    寒さや暑さ対策に
    入学式の日は天気や気温の変化が大きいこともあります。また、暖かい日には扇子やタオルをご用意して、少し涼しさを取り入れると快適に過ごせます。

    事前の着物メンテナンスも忘れずに
    久しぶりに着物を着る場合、前もってメンテナンスしておくことが大切です。 特に汚れやシミがある場合は、専門の業者にクリーニングを依頼するのが安心です。湿気に弱いので、着る前には陰干しして湿気を取り除きましょう。着用後も同じ手順でメンテナンスを行い、次回に備えて大切に保管しましょう。

4. 年齢別おすすめ着物スタイル

年齢によって似合う色やデザインが異なります。ここでは、20代から40代のママ向けにおすすめの着物スタイルをご紹介します。

  • 20代のママ:20代のママには、明るい華やかな訪問着や付け下げがおすすめです。 ピンクや色クリーム、淡いブルーなどの明るい色合いは、若々しさを柔らかに演出します。施されたものを選ぶと、上品さとお祝いの気持ちが伝わります。華やかな袋帯と合わせることで、入学式にふさわしいフォーマルな印象を与えられます。
  • 30代のママ: 30代のママには、落ち着いた色合いの訪問着や付け下げがおすすめです。ほんのり藤色やグリーン、淡いブルーなど、少し大人っぽい色合いが似合うのではないでしょうか。落ち着きのあるスタイルを選びつつ、帯や小物で少しアクセントを加えることで、バランスの取れたコーディネートが完成します。
  • 40代のママ:  40代のママには、シックで落ち着いた色無地や小紋が似合います。ベージュやライトグレー、紺色や若草色など、落ち着いた色合いを選ぶと、大人の落ち着きと品格が強調されます。色味を抑えた着物に、少し華やかな帯や帯締めを続けることで、控えめながらも存在感のあるコーディネートが完成します。 特に江戸小紋は、フォーマルな場にも適しており、ママの落ち着いた雰囲気を表現できます。

5. 洋装でのフォーマルな装い

着物に加えて、フォーマルな洋装も人気です。特に動きやすさを重視したい方におすすめのセレモニースーツやワンピーススタイルについてご紹介します。

  • セレモニースーツ: 入学式で最も一般的なのは、セレモニースーツです。セットアップのスーツはフォーマルな場にはふさわしく、動きやすさも備えています。カラーは、春らしいパステルカラーやネイビー、ベージュが定番です。柔らかい色合いを選ぶと、全体的に華やかさと落ち着きのバランスが取れます。

    スカートスタイルが多く選ばれますが、パンツスーツも最近は人気があります。お子様と一緒に動くことが想定されるため、動きやすいパンツスタイルは便利です。 特に、スリムパンツにジャケットを合わせたスタイルは、スタイリッシュでありながらフォーマル感を演出できます。

  • ワンピース+ジャケット:ワンピースにジャケットを合わせるスタイルも人気です。 ワンピースはシンプルでありながらも女性らしさを損なわず、ジャケットを羽織ることでフォーマルな印象を加えます。ネイビーなどの落ち着いた色もシックで人気です。 ワンピースのシルエットは、ひざ丈程度のものが一般的で、上品さがポイントです。
  • アクセサリー:洋装の場合、アクセサリーやバッグ、小物も全体の雰囲気を整える大切な要素です。入学式に相応しいアクセサリーは、シンプルで上品なものが理想です。パールのネックレスやイヤリングは、どんなスタイルにも合いやすいです。また、小さめのハンドバッグを選んで、スーツやワンピースの味に合わせると、統一感が生まれます。

靴は、ヒールが高すぎないパンプスを選びましょう。 カラーは、ベージュやブラック、ネイビーなどのシンプルなものが◎。全体のバランスを意識しながら上品な印象を与えます。

6. 季節感を取り入れたコーディネート

入学式は春に行われるため、感覚を取り入れたコーディネートが大切です。 軽やかな素材や淡い色合いを選ぶことで、春らしい爽やかな見た目に仕上がります。 また、季節に合わせて薄手のコートやストールを持参すると、気候に対応しやすく便利です。

まとめ

入学式は、お子様の成長を祝う大切な日。伝統的な着物を選ぶことで、より華やかで特別な日を演出できますが、洋装も動きやすく便利な選択肢です。 、フォーマルな場にふさわしい種類を選び、帯や小物で上手にコーディネートを楽しみましょう。 また、セレモニースーツやワンピースなどの洋装でも季節感やアクセサリーでフォーマルさを考えることができます。とりあえず、ママ自身が自信を持って出席できることを見つけて、素敵な思い出を作りましょう。


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