七五三の衣装選びのポイント解説!
【七五三の衣装選びのポイント解説!お子様から、親、祖父母まで】
七五三は、子供たちの成長を祝う大切な節目です。
特に3歳、5歳、7歳になる子供たちが、家族や親せきと一緒に神社を訪れ、祈祷を受けることで健やかな成長を願います。この特別な日には、子供たちは伝統的な着物や洋装を着て、美しく飾られます。思い出に残る素敵な写真を残すためにも、衣装選びは重要なんです。
七五三の衣装を選ぶことは、お子様の成長を祝う素晴らしい機会ですが、より素晴らしい思い出を残すために、親御さんたちが直面する悩みの一つは、どのような衣装を選ぶべきか、ですね。
お子様にぴったりの衣装を選んで、お子様の成長と共に、その日の素晴らしい瞬間を思い出に残しましょう。
では、どのようにして七五三の衣装を選ぶべきでしょうか?この記事では、衣装選びのポイントをまとめます。
七五三の衣装の選び方
七五三のお祝いは、お子様にとっても家族にとっても特別な日です。そして、その日に選ぶ衣装もまた、特別な思い出となります。そんな特別な日の衣装をどうやって選べばいいか知っておくと、七五三当日はもっと素敵な日になります。
お子様の性格や個性を尊重し、「お子様の性格に合わせてあげること」というのは、子供の衣装選びにおいて特に重要です。例えば、活発で元気なお子様であれば、動きやすい洋装が最適かもしれません。一方で、静かでおとなしいお子様であれば、伝統的な着物や袴が似合うかもしれません。お子様が自分らしく、快適に過ごせる衣装を選ぶことが、七五三当日の楽しさを増すポイントです。
そして、衣装選びにはお子様自身も参加させることが大切です。お子様が自分で選んだ衣装であれば、当日の満足度も高まりますし、後々振り返った時にも良い思い出となるでしょう。ただし、無限の選択肢の中から選ぶのは難しいこともあります。そのため、親御さんがいくつか候補を選んであげて、その中からお子様に選ばせるという方法も効果的です。
また、衣装選びには家族の予算や好みも関わってきます。予算内でお子様が気に入る衣装を見つけるためには、親御さん同士や祖父母との意見交換も大切です。伝統的な着物にするか、現代風の着物にするか、その選択も大きなポイントですね。
最後に、お子様が成長した時に、七五三の写真を見返して「良かったね」と思えるような衣装を選ぶことが大事です。時代や流行に左右されない、お子様の個性や魅力を引き立てる衣装を選ぶことが、七五三当日をずっと忘れられない日にする為の秘訣です。
3歳女の子】七五三衣装の選び方
3歳の女の子が迎える七五三。可愛らしいお着物を選ぶのは楽しみですね。しかし、お子様は普段と違って着慣れない衣装を着ることになるため、快適な過ごしやすさを考えてあげることが大切です。3歳ごろの女の子は自己主張が強くなり、着物を着ることに抵抗を感じることもあります。そのため、着物を着せる際には時間に余裕を持ち、お子様とコミュニケーションを取りながら着付けを行うことが大切です。また、着物を着たままでの遊びや移動が難しい場合は、被布のような袖のないものを選ぶことでストレスを軽くしてあげられます。
以下のポイントを参考に、七五三の3歳女の子の衣装を選んでみましょう。
① 軽やかな素材を選ぶ
重い着物や厚い生地は、お子様にとって負担になりがちです。軽やかな素材を選ぶことで、動きやすく快適な着心地を実現しましょう。特に、被布のような袖のないものは、着脱も簡単でお子様もストレスを感じません。
② 古典的な柄が人気
着物の柄は、古典的なものが圧倒的に人気です。華やかな柄や落ち着いた柄、どちらもお子様のかわいらしさを引き立てます。また、祖父母世代の方々からのリクエストも多く、家族の意見を取り入れながら選ぶと良いでしょう。
③ 洋装も選択肢の一つ
七五三では和装が一般的ですが、洋装も選択肢の一つです。着崩れの心配も少なく、見た目もプリンセスのようで可愛らしいですね。着物に慣れていないお子様には、ふんわりとしたドレスが喜ばれることもあります。洋装を選ぶ場合でも、七五三らしい華やかさを忘れずに。
④ コーディネートのバランスを考える
着物と被布の組み合わせや、柄や色のバランスを考えることも重要です。華やかな着物には控えめな被布、落ち着いた着物には可愛らしい被布を合わせるとバランスが取れます。また、着物と被布がセットになっている場合もありますので、トータルでのコーディネートを検討しましょう。
⑤ 子どもの意見を尊重する
最後に、お子様の意見も大切にしましょう。お気に入りの柄や色を選ぶことで、お子様も楽しみにしてくれます。しかし、特に希望がない場合は、ママや家族の意見で選んでも問題ありません。大切なのは、お子様がその日を楽しんで過ごせることです。
【7歳女の子】七五三衣装の選び方
7歳の七五三は、子どもが健康で幸せな人生を送ることを祈るとともに、家族の絆を深める意味合いがあります。3歳の頃より、七五三の意味や重要性を理解しやすい事から、積極的に一緒に衣装を選びたいというお子様も少なくないはず。最後の七五三ですので、お気に入りのものが選べるといいですね。
① やっぱり和装が人気!
まず、和装についてです。和装の伝統的なスタイルは格式が感じられ、魅力的ですね。振袖や着物は、華やかで優雅な印象を与えます。和装を選ぶ際は柄や色味が重要です。7歳の女の子には、3歳に人気の明るく可愛らしい雰囲気とは対照的に、淡い色や美しい花柄等、大人っぽく落ち着いた色味や柄がおすすめです。和装では、柔らかいピンクや桃色、明るい水色などがよく選ばれます。
お子様の個性や好みを反映した素敵な衣装が選べると、その日の雰囲気もグッと良くなり、より楽しい気持ちで参加してくれるかもしれませんね。
②洋装も着てみたいお年頃
憧れの華やかな洋装は女の子の可愛らしさが際立ちます。ふわふわのフリルやレースが施されたドレスは、お子様も着てみたくてわくわくすること間違いなしです。デザインも豊富で、フリルの多いものから、ストンとしたシルエットのもの、カラーも様々です。洋装を選ぶ際は、シルエットやデザインに注目しましょう。また、華やかなデザインや素材を選ぶことで、特別感を演出することができます。衣装の色味は、明るく爽やかな色合いが多く選ばれますが、女の子の肌や髪の色に合わせて選ぶとより良いでしょう。洋装では、白やクリーム色、明るいイエローや青などが人気です。季節やスタジオの雰囲気に合わせて選ぶのも良いですね。
③髪型
髪型も衣装選びと一緒に考えましょう。和装には和髪やお団子など、伝統的なスタイルが似合います。洋装には、ヘアアクセサリーやリボンを使ったアレンジが人気です。髪型は女の子の顔立ちや衣装に合わせて選ぶことが大事です。写真館などで相談するのもおすすめです。
【男の子】七五三衣装の選び方
3歳の七五三は、子どもの健康や成長を祈願し、5歳の七五三では健やかな成長を願い、魔よけや厄除けをするために行われます。男の子の場合、5歳の袴着の儀は大きな節目です。しかし、活発な男の子にとって、お祝いの日でも動き回りたいという気持ちはなかなか抑えられません。そこで、着物選びに際して、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
① 子どもの性格に合わせた選択
活発な男の子には、無理に着物を着せる必要はありません。洋装のおしゃれなタキシードにするのも選択のひとつです。例えば、スタジオでの写真撮影では和装、お参りでは洋装という組み合わせもおすすめです。この場合、両方の衣装を楽しむことができますね。
② 和装の古典柄で男らしさをアピール
和装を選ぶ場合、古典的な柄がおすすめです。虎や鷹、兜などの勇壮な柄を選ぶことで、男らしさをアピールできます。また、色は黒の紋付きが伝統的ですが、紺色や白地の羽織も人気があります。
③ カラーバリエーションに注目
着物の地色は黒や紺が主流でしたが、最近では緑や黄色などのカラーバリエーションも増えています。特に紺色は、顔写りが明るく見えるため人気があります。また、白色は高級感と清潔感があり、格調高い印象を与えてくれます。
④ 袴の選択にこだわり
袴の色は黒が一般的ですが、決まりはありません。お子様の好みや、着物とのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。また、着物と袴がセットになっているものも便利です。
⑤ 3歳のお祝いも検討
男の子の七五三は、5歳の袴着の儀だけでなく、3歳の髪置きの儀もあります。家庭や地域によっては、3歳のお祝いを行う場合もあります。3歳の時は洋装、5歳の時は和装、など組み合わせることで、余すことなく思い出を作ることができます。男の子の七五三の衣装選びは、子どもの個性や家族の好みに合わせて柔軟に考えることが大切です。活発な男の子も、自分らしいお祝いの日を楽しむことができるはずです。
【親御さん(パパママ)】七五三衣装の選び方
お子様の七五三衣装が決まった後、「私たちは何を着よう?」と考える親御さんも少なくありません。七五三では一般的に、主役のお子様だけでなく、親御さんもその日のための特別な衣装を着用します。パパとママの衣装選びは、お子様の晴れ姿を引き立てるだけでなく、家族みんなで記念に残る素敵な一日を演出するための重要なポイントです。
① 和装でも洋装でもOK
お参りの際の動きやすさと、入学式等の着回しを考えるとセミフォーマルな洋装が一般的です。ただ今しかない七五三の機会に、お子様とパパママで和装を揃えて着たいという家族も増えています。そんな時、まずはお子様の衣装にバランスを合わせることが大切です。子供の衣装が華やかな場合、親御さんの服装は少し控えめな印象のものを選ぶと、お子様の存在感を引き立てることができます。家族みんなで着物の色味を揃えるのも人気となっています。お子様が洋装の場合は、親御さんも洋装で揃えるという一貫したスタイルが好ましいでしょう。
② 華やかさだけでなく動きやすさも大事
神社でのお祝い行事では、砂利道や階段など、動きにくい場所を歩くことも。そのため、華やかながらも動きやすい服装を選ぶことが重要です。特に、小さなお子様を抱っこしたり、動き回りたい年頃のお子様を追いかける可能性がある親御さんは、動きやすさを重視したスタイリングがおすすめです。無理なく大切な日を過ごすために、華やかさと動きやすさを両立させましょう。
3. 季節や場所に合わせたコーディネート
七五三のお祝いは、季節や場所によって異なる雰囲気があります。例えば、寒い季節ならばコートやストールを取り入れて暖かく、暑い季節ならば涼しげな素材や軽やかなデザインの服装を選ぶと良いでしょう。ただ上品なイメージが大事なポイントとなるため、過度な露出は控えましょう。また、神社でのお参りだけでなく、写真撮影や家族での食事会など、予定されているイベントに合わせて衣装を考えることも大切です。
【祖父母】七五三衣装の選び方
おじいさま、おばあさまの衣装選びは、お孫様の晴れ姿と共に、家族の絆を感じるための重要なポイントになります。ここでは、祖父母の皆さまの衣装選びについて考えてみましょう。
動きやすい洋装がおすすめ
神社では砂利道など歩きにくい場所もあります。上品でありながら、動きやすい服装を選ぶことが大事です。親御さんと同様、セミフォーマルなスーツスタイルや、カジュアル過ぎず動きやすいおしゃれ着などが一般的でしょう。過剰にフォーマルなものも避けたいですね。和装をお召しになる際は、お孫様より格が下になるように、親御さんと同格のものを選ぶなど、事前にお話合いをしておくと良いかもしれません。和装ならば訪問着や色無地等が適しています。
まとめ
お子様の衣装は、年齢、性別やそれぞれのお子様の個性によって選び方が異なります。この記事でご紹介したポイントをもとに、主役のお子様を尊重しながら、楽しい衣装選びをしていただければと思います。
七五三は衣装を選ぶところから、家族全体で心を込めて行う特別なイベントです。家族が一堂に集まり、子供の成長を祝福する素晴らしい機会です。衣装選びを通じて、家族の絆を深め、大切な思い出を作りましょう。お子様の晴れ姿はもちろんですが、親御さんやおじいさま、おばあさまの服装も家族の絆を感じさせる重要な要素です。皆さんで思い出に残るぴったりの衣装を選んで、お子様の成長を祝福し、素敵な七五三をお迎えください。
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